社長コラム
President Column
第36回 残された問題

銃撃した犯人は即座に取り押さえられ、ある宗教団体に復讐したかったという理由と、お手製の銃を使った白昼の犯行だったこと、SPや警護がついていたのに守り切れなかったことに私を含め多くの国民が、驚かされたことと思います。
世界的にも治安が良いとされている日本でこのような事件が起こったことに対してマスコミは宗教団体が悪い、守れなかったSPや警護の責任等原因の追及以上に報道していますが、果たして何が悪だったのかを特定することで何か変わるのでしょうか?少なくとも安倍元首相は戻っては来ません。復讐しようという行為、殺人行為に関しては言わずもがな、決してあってはならないことだと思います。しかし犯人の生まれ育った環境を見聞きすると、大変だっただろうなと共感できる部分もあります。一人で思い詰める前に誰か身近な人や信頼できる第三者に相談できなかったんだろうか。勤め先での変化に気づき、声をかける人はいなかったのか。何でも話せる友人がいれば結果は変わっていたのではないか。そのように思えてなりません。今は人に干渉されたくないし、したくない人が増えているような気がします。しかし、本来人は一人では生きていけません。
今回のような事件をなくすために一人一人ができることとしては、コミュニティーや自分の周囲でトラブルを抱えているような人がいたら迷わず声をかけてみる。自分の力で解決できないときは解決できそうな人に繋ぐ。要するに「おせっかい」が誰かを救うこともあるのではないかと強く思いました。
第35回 ヒューマンエラーを防ぐには

これは常々感じていることですが人間とは、間違える生き物だと思います。間違えてしまったものはしょうがない。しかし問題はその後どうするか、だと思います。しっかり反省し、次に活かせる人はどんどん吸収し成長していきます。しかし、他責で終わる人は成長がそこでストップしてしまいます。
問題が起きる前に防ぐためにはどうしたら良いか。これに関しては、まずは“社内外の小さな変化を見逃さない”ことではないでしょうか。(法令遵守は当たり前のこととして)顧客や業界全体、環境の変化そして部下や社内の変化等です。それから、リスクを予測をして対策をすることです。
社内で何か問題が起きた時に上司が「大丈夫か?と聞いたら本人が大丈夫だって言ってたんで」という言い訳をすることがありますが、私の経験上「大丈夫」と答える部下に限って大丈夫ではありません。理由は2つです。①元々仕上がりが心配な部下だから聞いている②正確な見込みを立てられる部下なら「大丈夫」とは答えない。
こういう場合は
上司:「この間指示した仕事の進捗はどれくらい?」
部下:「7割程度です」
上司:「何と何が7割出来ていて、手つかずなのはどれ?」や「一旦見せてくれる?」等
という風に現状把握をしっかりした上で、対策を講じる必要があります。
他にも仕組みを変える、風土改善する、社内で共有する等、暑い時期こそ気を引き締めて仕事に取り組みたいものです。
第34回 梅雨明け

急に暑くなったと思ったら「電力需給ひっ迫注意報」が連日出ていたり、梅雨が短かかったと言うことは、いずれ水不足の問題も出てくるだろうと思います。東日本大震災後、福島原発の事故及び停止、老朽化した火力発電所の廃止等から電力の需要に供給が追いつかない状況が続いています。猛暑が予測される今年。いつまで人々の努力で足りない電力を調整できるのか。原発に代わるエネルギーとして太陽光発電、火力・風力・水力発電、他再生可能エレルギー等色々ありますがそれぞれ一長一短です。参議院議員選挙も近づいてきていますが、今こそエネルギー問題について真剣に考え、決断を下さなければならないのではないでしょうか。
第33回 仙台青葉まつりの復活

今年は仙台の青葉まつりだけではなく、青森のねぶた祭りや、秋田大曲の花火大会も開催が予定されているようです。開催可否、参加可否を問われた昨年、一昨年前。しかし経済も回さなくてはいけないというジレンマと倫理観に苛まれた方も多いのではないでしょうか。全国の陶器市やライブイベント等はオンラインで開催したりと、主催者側も工夫を凝らしてリアルな開催を心待ちにしていたことと思います。参加するのであれば羽目を外すのは論外ですが withコロナ、感染対策を万全にした上でルールを守り、お祭りやイベント等楽しみたいものです。
第32回 新入社員

環境が変われば慣れるのも早いはずですので、社内で指導する方は新入社員とは今まで以上にコミュニケーションを取り、考え方やどういう行動が望ましいのかについても教えて欲しいと思います。なぜ、ダメなのか。この仕事の目的は何なのか?自分は良くてもお客様だったらどう思うのか?仕事の基本を教えるにはより早いほうが良いです。そして、私たちも以前は先輩や上司に教えられてきて、今があります。厳しくも温かく、一人前になるまで見守って欲しいと思います。
第31回 ロシアによるウクライナ侵攻、そして

これを第三次世界大戦の予兆と捉え、今後軍事力の増強を図る国も出てくるかもしれません。日本も今回の侵攻を目の当たりにし、対岸の火事とは言えず、遺憾や経済制裁だけでは自国を守りきれない、いざとなったら自分の国は自分達で守るしかないと憲法 9条の改正や、核の共有など様々な意見が出ています。そんな中、国際的に有名なハッカー集団「アノニマス」がロシアで国営放送や映像配信サービスをハッキングし、ウクライナの戦闘の様子を数十秒、映像で流したとのこと。また、他の動画では「現段階で、この紛争を止める最も平和的な方法はロシア国民が立ち上がって プーチンを追放すること。我々は皆さんを支援し、 サイバー的支援を提供する」と意思表明をしたとメディアで報じられました。ハッカー行為自体は違法ですが、現段階で平和的解決が難しく、かつ他国が表立ってウクライナに介入することができない今、放送規制がかかっているロシア国内に真実を伝えることは重要な意味を持つのではないでしょうか。ロシア国内での反戦運動やデモに対する抑圧も強くなっているようですが、このように自由な意見を言えるのも国によっては当たり前ではないと言うこと。それでもロシア国民には目を覚まして欲しい。そして早く当たり前の平和が訪れることを心より願っています。
第30回 バレンタインデー

最近は世界各国のショコラティエ(チョコレート専門の菓子職人)が作ったチョコレートをオンラインや百貨店等で購入することもできます。(一つ○万円という高級なものも!)こんなに選択肢があると何を選べば良いか逆にわからなくなるのでは?と思いますがいつの時代も大事なのは感謝や愛情など、もの(チョコ等)と一緒に想いをしっかり伝えることではないかと思うのです。今年は3歳の娘と一緒にケーキを作りました。バレンタインデーは大切な人に想いを伝え、何かを贈る日だと徐々に教えていきたいです。
第29回 壬寅年

年明け早々、オミクロン株が驚異的なスピードで拡大し、心配されている方も多いのではないでしょうか。感染防止のために医療従事者から始まっている3回目のワクチン接種が待たれるところです。コロナの感染拡大から約2年になりますが、変異株も次々と現れては消え、この戦いはまだまだ長期化しそうです。私もコロナが収束した後の世界はどうなるのか?が気になり有識者の文献や過去の疫病について調べてみましたが、共通していたのは「元の(コロナ前の)世界にはもう戻らない」ということでした。オンライン、テレワーク等デジタル化が進み、「なるべく移動しない」新しい生活様式が Uber EATSを始めとした様々な需要を生み出しています。また、昨年度、東京都は人口減少へ転じました。今後も変化は続くと思われます。引き続き私たちは「時流を見ながら手を打っていく」ということが求められそうです。
今年は壬寅年。壬寅は「新しく立ち上がること」や「生まれたものが成長すること」といった縁起のよさを表しているそうです。悲観したり立ち止まったりすることなく寅のように勇敢に、颯爽と歩いて行く年にしたいと考えています。
第28回 記録会

いつもは車で伴走しながら応援しているのですが、今回は参加者が少なく盛り上がりに欠けると思ったため、私も折り返しまでの半分の距離( 2.5km)を一緒に走ることにしました。普段歩くことはあっても走るのは 10年以上ぶりで、体にはこたえましたが(筋肉痛)皆と共に汗を流すのはとても気持ちが良いと感じました。
途中、加重から走り続けることができなくなった社員もいたため、体調を心配し何度か途中で辞めるか聞きましたが拒否。その後様子を見ながら車で伴走すると、一歩ずつ歩を進め、先にゴールしていた社員が戻ってきて伴走してもらいながらゴールすることが出来ました。その姿を見て諦めずに、年末そして来年も全員で突っ走ろうと思いました。
振り返ると今年も色々な方にお世話になった 1年でした。来年度は『虎のようにエネルギッシュに』『虎のように大胆に』行動していきたいと考えていますのでどうぞ宜しくお願い申し上げます。
第27回 新年に立てた目標の振り返り

すると、全て達成出来ている人は自分も含めゼロという結果でした。 1つは達成出来ている人が一番多く、あと残り 2ヶ月でどれくらい達成出来るか、意識して行動しようということにしました。目標の振り返りは今回で 2回目でしたが、やらないと立てた目標自体を忘れていることが多いので、目標が「絵に描いた餅」にならないよう、適宜振り返りは必要だと感じました。今年もコロナの影響で様々な変更を強いられましたが、自分が立てた目標は自分次第で達成出来るはずです。また、年末には多くの人が全ての目標を達成するよう楽しみにしています。
第26回 人間力を高めるには

内閣府が2003年に定義したのは「社会を構成し運営するとともに、自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力」で、知的能力要素、社会・対人関係的要素、自己制御的要素の3つの要素で構成されるとしています。さらに細かく言うと色々な特徴があるのですが、社会的によく使われる「人間力が高い人」というのは「徳が高い人」というイメージに近いのではないでしょうか。要するに心が豊かな人です。モラルがあり、常に他人のことを思いやり、芯が通っていてぶれず、コミュニケーション力が高く、視野が広い。
古くは「武士道」に見られる7つの徳「義、勇、仁、礼、誠、名誉、忠義」にも通じるところがあるかと思います。(武士道は、100年以上前に新渡戸稲造氏が失われていく日本人の精神を危惧し、世界に紹介することが日本人のためになると信じ、まとめた本です。)
お客様と話をし、以前は身近に“かっこいい先輩”や“上司”がいて、その人の身のこなしや考え方から沢山刺激をもらい、自分の成長の糧になっていたことを思い出しました。もしかしたら今の自分達は若い人から見るとそうではないのかもしれないと反省をしつつ、まずは自分自身が常に人間力を磨かなければいけないことを痛感しました。
そしてお客様にはこのように答えています。『①まずはその社員から憧れられるような上司になること。②そして本人が「人間力を高めたい」と思うように仕向けること。③それからお勧めの人物の講演や書籍などを薦めること。④少し難しい仕事を与えたり、社内外の様々な経験をさせ成長していくと見える景色が変わってくること。周囲に感謝の気持ちを持つようになれば「人間力」が高まってきた証拠です。』と。ポイントは本人の“受容する器”を育てながら様々な経験をさせてみることです。「器」が育っていないと何を経験させてもやらされ感で終わり、お互いに何も残りません。
第25回 想像力

自分と違うものや異質なものに対してどう接して良いか分からない。だから無意識に避ける、という人も多いのではないでしょうか?私も以前はそうでした。しかし、いざ自分の身近にハンディキャップがある方や病気の方がいると、何とかコミュニケーションを取りたいという気持ちで接することになります。また、例えば母国語を話す海外の方と、突然通訳無しで話さなければならないという状況になれば、身振り手振りを交えながらでも何とかコミュニケーションを取ろうとします。その結果、お互いに気持ちが通じ合い、時には笑い合うことも出来るようになります。私自身はそういう経験を通して、お互いの垣根など元々ないのだと知ることが出来ました。
最近たまたま見かけた演出家の鴻上尚史さんの悩み相談の記事(母親からの人の悪意からダウン症の子どもを守るにはどうしたら良いのか)で、このように書かれていました。
~私たちは「当事者にならないと分からない」事がよくあります。でも、「当事者にならない限り気持ちが分からない」のでは、いろんなことが手遅れになってしまいます。その為に想像力を使うのですが、それが不十分な時は当事者から話を聞くと言う方法があります。
~ ARERAdot.文章抜粋
この記事を見て「共生社会」の実現のために必要なのはこれだ!と思いました。ハンディキャップ等あっても無くても相手の立場だったらどう思うか。自分がどういう行動をしたら相手に喜ばれるか。想像力を働かせ常にそういう行動が出来る大人たちが増えれば、世界は変わるのではないでしょうか?
第24回 メダルラッシュ

私が今回、見ていて特に印象的だったのはスケートボード女子パークの決勝。出遅れた岡本選手が逆転を狙い、攻めの技を繰り出し、最後の大技に失敗してしまいました。滑り終えた後、顔を覆い悔し涙を流している岡本選手に次々と他の選手達が近寄り、健闘をたたえ、担ぎ上げると泣きながらとても良い笑顔になったのです。結果、岡本選手は4位でメダルは取れませんでしたが、その光景を見ていて、「スポーツマンシップとは、またオリンピック精神とはこういうことなんだろうな」と胸が熱くなりました。
第23回 自然災害

一方で海外に目を向けると、カナダのブリティッシュ・コロンビア州では記録的な熱波が続いており、山火事が 170件以上発生し、一時カナダ史上最高気温となる摂氏 49.6度を記録するなどこちらも多くの被害が出ています。ここ近年、今までに無い自然災害が多発しているように感じますが、気候変動の影響で熱波や大雨などの異常気象の頻度が増加しているのではないでしょうか。これ以上被害が出ないことを祈ると共に、今できること(ハザードマップで周辺の危険地域を確認しておく・避難時に備える・家族間で共有しておく)をしっかりしていこうと思います。
第22回 NHK朝ドラ

第21回 オリンピック 開催?延期?中止?

調べてみると近代オリンピックが 1896年(アテネ大会)に始まってからオリンピックが中止されたのは 5回あります。いずれも理由は「戦争」です。開催予定地が戦場になったり、戦況が悪くなり中止されていました。近代オリンピックが始まる礎を築いたピエール・ド・クーベルタン(フランスの教育者)はオリンピックの精神を「スポーツを通して心身を向上させ、文化・国籍などさまざまな違いを乗り越え、友情、連帯感、フェアプレーの精神をもって、平和でよりよい世界の実現に貢献すること」と唱えています。これが、オリンピックが「平和の祭典」と言われる所以になったと言われています。
全世界で328万人以上の方が亡くなり、変異型ウイルスが猛威を震う今の状況では開催地である私たちも、そして参加予定の選手達も安心して競技に打ち込めるのか、甚だ疑問に感じます。今まで真剣にオリンピックを目指し厳しい鍛錬を積んできた選手や、関係者の方達のことを考えると心が痛みますが「オリンピックが楽しみ」そう純粋に心待ちにできるようになってから開催しても良いのではないでしょうか。
第20回 宮城県のコロナ感染拡大

なぜ急増したのかについては、専門家によると多様な要因があるとのことです。例えば 2月以降の首都圏との往来の増加、東日本大震災関連での他県来訪者の増加、 2月に発生した地震の復旧、査定関係者の来訪、宮城県が 2月下旬に go to イートプレミアム付き商品券を再販したこと等です。
クラスターが発生している飲食店やカラオケ店等から、自粛期間が長くなるにつれての全体的な気の緩みも少しあるのかなと感じています。いずれにせよ、何かのきっかけで爆発的に急増するウイルスの怖さを感じ、改めて気を引き締めて万全の感染予防対策を行わなければならないと感じています。
第19回 震災から10年

さて、今年で9年目になるのですが毎年3月11日に、震災にあたり、亡くなられた方への鎮魂、世界中から頂いた支援に対する感謝、震災の風化防止や防災意識の向上を目的に仙台市の公園で「キャンドルナイト」を実施しています。2012年3月11日に、当時私が所属していた団体で最初に主催しておりましたが、今は「キャンドルナイト実行委員会」
として地元の高校生が主体となり、実施している事業です。震災を経験した高校生たちが次世代に想いを繋げるために頑張っていますので、ずっと陰ながら支援を続けていきたいと考えています。
第18回 新たなチャレンジ

第17回 新たな年を迎えて

さて、今年も仕事始めに会議を行い、経営計画の発表及び各自の新年の抱負を発表してもらいました。リアルな研修は、参加者及び担当講師全員が事前に PCR検査を行い、できうる限りの感染予防対策を徹底的に行い、参加する方や所属する企業、ご家族が安心して研修を受けられる体制を整えます。また、新たなオンライン研修を増やし、充実させていきます。
ちなみに個人的な目標で多かったのは「○○ kg痩せる」「読書数を増やす or質を変える」でした。目標は立てるだけでは意味がないので、年に 3回予定通り出来ているかどうか、振り返りの機会を設けたいと考えています。昨年はコロナ禍とは言え、年始に立てた目標を全て達成できた社員はいませんでしたので、環境や自身の状況が変化しても目標は達成できる組織にしたいと考えています。
第16回 今年を振り返る

例えば、新たなオンラインカリキュラム「 e訓練(一般社員・新入社員対象)」を社員全員で作り上げました。サービス内容も一から考え、従来の eラーニングより効果を上げるための工夫を随所に入れています。(①各映像教育の後に必ず理解度テストを実施→合格点を取らなければ次に進めない特訓形式②知識を実際に身につける為に、双方向オンラインでのライブ研修実施③自分で立てた目標を達成できるまで終われない)また、「 e訓練」を商標登録するべくチャレンジし、無事商標登録することができました!(登録第 6310305号)現在進行形ではありますが、弊社ホームページも、新しく作成している最中です。
個人的にも検定試験にチャレンジし、無事に一時試験は通過しました。あとは二次試験を頑張るのみです。何か困難があった時にただ立ち止まるだけではなく、少しずつでも進んでいけば、いずれ突破出来るだろうという考えで突き進んできた一年ですが、来年も自分自身を含め会社を成長させながら、より良い研修が提供できるよう頑張って参りますので、宜しくお願いします。
第15回 ある大物歌手の涙

歌手として歌いきれなかった、という事実はあるもののこんなに感情のこもった歌を聴いたのは初めてで、改めて「想いは必ず人に伝わる」と言うことを実感した出来事でした。
第14回 実りの秋

「一葉落ちて天下の秋を知る」という諺がありますが、今こそ、予兆を見逃さず先読みが必要な時ではないでしょうか。業種によっても違いますが弊社もやはりお客様の悩みやニーズが変化してきていると感じます。「コロナ鬱」という言葉もあるようですが「テレワーク等により社内のコミュニケーションが取りづらく、モチベーションが下がっている社員がいても気づけない。」「一体感が感じられず帰属意識が低くなった」等の悩みやe-ラーニング、オンライン研修等を経て、やはりリアルな研修に派遣したいというニーズも増えています。
Withコロナの今、コミュニケーションの取り方は変わっても、相手に気持ちは伝わります。会えないならオンラインで。電話で。LINEやメールで。「最近元気なさそうだけど何かあった?」「なかなか会えないから電話してみようと思って」等、まずはコミュニケーションを取ろうと行動することが大事なのだと思います。その際特に対面以外のコンタクトを取る場合には、感情が伝わりにくく冷たい印象になりがちですので意図的に語尾や声のトーンを上げたり、最初と最後に気遣いの文章を入れるとマイルドな印象になるのでお勧めです。会社はただの器であって、主役は働いている社員です。心身ともに健康で活き活きと働いているか、経営者や管理者の方には予兆を見逃さないようしっかり見て欲しいと思います。
第13回 防災の日に考える

第12回 最後の言葉から

スティーブ・ジョブズ氏はアップル社を創業し、その後の活躍は皆さんご存じの通り、人を惹きつけるカリスマ性を持ち、天才と言われ富と名誉を欲しいがまま手に入れた、いわゆる成功者というイメージでしたが、膵臓がんになり56歳で逝去しています。諸説有りますが、「最後の言葉」はジョブズ氏が亡くなる前に後継者に話した言葉とされています。改めて全文読んでみると、とても心に染みました。
この世の全てを手に入れたように見える人でも、病気には勝てない。そして最後に後悔し、富とは関係の無いことを追求した方が良い。人生の最後は愛情にあふれた思い出しか持って行けない。それこそが本当の豊かさであるということ。やりたいことをやりなさい。自分や家族、パートナー、友人等他人を大切にしなさい。というメッセージで締めくくられています。(かなり抜粋していますので全文読みたい方は検索してみてください)
アフターコロナの時代は、価値観も変わってきます。おそらくもっとシンプルに。今、ジョブズ氏の最後の言葉が自分自身の心に染みたのも、シンプルに真理を説いているように感じるからだと思います。個人的にもタスクの優先順位を価値観に沿って整理し、会社としても変わるものと、変えちゃいけないものの価値観を皆と再度共有することが大事だと感じました。
第11回 コロナ禍をアイディアで乗り切る

第10回 今後の取り組み

私どももまずは自分自身が感染しないように、また研修参加者の方達が安全に、かつ安心して研修に臨めるよう細心の注意を払い、準備を進めています。まずは4月に予定していた新人研修が6月と7月、2回に分け少数で実施予定です。入社後、研修を受けるまでに期間が空いてしまう・・・という声をお客様から頂いたこともあり、研修実施までに全5回、社会人として必要なマナーテストや、命令の受け方・報告の仕方、敬語の使い方等通信教育を今現在行っているところです。
今年入社した新人の方達は大変な思いをしていると思いますので、少しでもその不安を払拭出来るようにとある社員からのアイディアでした。また、研修に派遣は出来ないけど学ばせたいという企業向けにオンラインでの新しいサービスも現在構築中です。近日中にホームページ等で発表出来ると思いますのでご期待下さい!
第9回 母の日

母の日は元々アメリカから伝わったようです。諸説有るようですが、代表的な1つに「アンナ・ジャービス」という女性の逸話があります。アンナ・ジャービスの母である「アン・ジャービス」はアメリカの南北戦争で怪我を負った兵士のケアに携わってきた女性でした。彼女が亡くなった時、娘のアンナ・ジャービスはその死を悼み、開いた追悼式で、アンナは母であるアンが好きだったカーネーションを参列者に配ったのです。ここで配られたカーネーションが、アンの好きな白いカーネーションだったことから「亡き母に贈るカーネーションは白」という風習が生まれたと言われています。ところで私が小さい頃の母の日の代表的なプレゼントと言えば「カーネーション」「エプロン」「お手伝い券」のような「母」を想像させるような感じだったと記憶していますが、最近は違っているようです。ガーナチョコレートのロッテで母子関係についてアンケートを取った結果、母も子も、9 割以上が 「母子の仲がよい」 と答える一方で、6割以上の母親が、普段の生活において子どもと過ごす時間を増やしたいと答えたとのことです。この調査結果を受け、ガーナチョコレートの今年の母の日のキャッチコピーは「ありがとう」ではなく『母の日は、ママといっしょに。』だそうです。子から母に何か「モノ」をプレゼントする、から一緒に何かをする「コト」をプレゼントする傾向もあるとか。時代が変われば、母子の関係も変わり、プレゼントも変わってくるんですね。一緒に過ごす、事が難しくとも毎年母の日くらいはせめて電話でゆっくり話す時間は取りたいなと思います。
第8回 寂しい春

第7回 コロナショック

第6回 新型コロナウイルス

第5回 新年の抱負

第4回 なつかしい弔問

第3回 あおり運転

第2回 参議院議員選挙

今回の参議院選で印象的だったのが、与野党ともにSNS等のインターネットを上手に活用し選挙活動していた候補者が当選したことです。時代の変化とともに、選挙活動の在り方も変わってきているなと肌で感じました。特に若い世代のネットでの反応(書き込みや演説の集客)は早く、今後の可能性を広く感じさせられました。政治家の方たちの政治活動の配信が若い世代に上手く広がり、政治がもっと身近になれば、投票率も上がってくるのではないでしょうか。日本では政治の話は嫌厭されがちですが、自分の国の将来のことですから、他国のように自然に、政治について語れるようになればいいなと思わせる選挙の結果でした。
第1回 掃除の重要性
